[ミラノ 3日 ロイター] - 米欧系自動車メーカーのステランティスが3日発表した第1・四半期決算は、半導体の供給改善や価格引き上げを背景に売上高が14%増加した。ただ足元の在庫増加を踏まえ、通期の見通しは据え置いた。

第1・四半期の純売上高は14%増の472億ユーロ(520億ドル)。連結出荷台数は7%増の約148万台。

調整後営業利益率が二桁、キャッシュフローがプラスという今年の見通しを確認した。

6月に退任するリチャード・パーマー最高財務責任者(CFO)は、今年の市場は一桁半ばの成長を見込むとしたうえで「通期の見通しを変更するのは少し早い。明らかにマクロの状況はまだ複雑だ」と述べた。

3月末の総在庫は約130万台に増加。昨年、特に欧州で深刻だった物流の問題がまだくすぶっている。

バンカ・アクロスのアナリスト、ガブリエレ・ガンバロバ氏によると、北米でステランティス車の平均価格は第1・四半期に0.7%下がった。前年比での下落は10年ぶりで「重要市場の北米で利益率を維持できるか疑問を投げかける」と述べた。

RBCは、北米の同業に比べ在庫は多いと指摘した。

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