インスタグラムのアカウント(@linaredford)で9月26日にシェアした動画には、シンバッドが母親の家で過ごした間の体重の変化が表れている。レッドフォードさんは母親から送られてきた写真を見てシンバッドの変化に気付いていたが、AIで合成した写真だと思っていたという。

「超活発なあの子がそんなに太るなんて信じられなかった。母からは『新しいフードや味を試してたの。あの子は何でも食べてくれたのよ、ウサギ以外は』というメッセージが届いた」

母親はレッドフォードさんの指示通り、シンバッドにウェットフードを2缶ほど与え、ドライフードは早食い防止の容器に入れていつでも食べられるようにしていた。それでもシンバッドの体重が増えていることに気付いた母親は、すぐに与える量を減らした。

ところがシンバッドは、母親が自分の猫に与えていたフードの残りをこっそり食べていたのだった。

自分の猫たちにはたっぷりフードを出しておくのが母親の習慣だった。お腹がいっぱいになれば食べるのをやめる猫たちは、それでうまくいっていた。しかしこの習慣に慣れていないシンバッドは食べるのをやめなかった。

シンバッドを連れて行く時に空港で測った体重は約5.4キロ。ところが連れて帰る時は約6.7キロになっていた。猫情報サイトのCatsterによれば、アビシニアンの平均体重はおよそ2.7~5.4キロ。

「母はシンバッドに関してはやり過ぎたと感じていて、体重を減らすために運動を増やしたり階段の上り下りをさせようとしていた」とレッドフォードさん。その後、シンバッドの体重は減り、バケーション前の理想体重に近付いているという。

体重増加は猫に共通する問題で、VCA動物病院によると、太り過ぎの猫は61%を占める。理想体重を10~20%上回ると太りすぎ、20%を超えれば肥満とみなされる。

肥満は猫の寿命を縮め、糖尿病や心疾患、整形外科疾患、膀胱結石、がんといった疾患の原因になる。

食事の管理は獣医師などの専門家に相談する必要がある。食事の量を減らすだけでは微量栄養素が不足する可能性があり、効率的に体重を減らすためにはカロリー制限、食事量のコントロール、食事回数の調整が望ましい。

インスタグラムの動画は140万回以上再生され、ユーザーからは「ひどすぎる、猫がかわいそう」などのコメントが相次いでいる。

母親が娘の猫を太らせてしまったことに「おばあちゃん効果って動物でもあるんだ?」という声も。自分も祖父母に甘やかされた経験があるというユーザーは「うちの両親もそうだった。『この子の髪が伸びたのよ』って言うんだよ」と書き込んでいる。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 米イラン合意 トランプの密約
2026年6月30日号(6月23日発売)は「米イラン合意 トランプの密約」特集。

イランが有利に見える14項目の覚書にはアメリカとの「談合」が隠されている

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます