「彼女が私たちに送ってくれた猫だと直感した。自分にできることは1つしかなかった。私は子猫を抱き上げると、自宅へ連れて帰った」
自宅に入ろうとしたところでふと、隣の家の前に落ちていた1セント硬貨が目に入った。拾い上げたのは、亡くなった祖母が、1セント硬貨を拾うのが大好きだったことを思い出したからだった。
「その7年前、私は祖母をしのんで、1セント硬貨を見つけたら必ず立ち止まって拾うと約束していた。祖母は1セント硬貨を見つけると大喜びして、信号待ちの車から飛び出して拾いに行ったこともあった」とドイルは回想する。
帰宅したドイルが、迷い猫をどうすべきかFacebookで助言を探していたところ、一編の詩が表れた。地面に落ちていた1セント硬貨(Penny)は、亡くなった誰かが自分を見守ってくれている証かもしれないという詩だった。
「子猫はペニーと名付けた。天国から送られた子だったから」。ドイルは動画にそう書き込み、愛らしい黒い子猫がこの家の子になり、大切な家族の一員として、子供たちと一緒に成長していく写真を添えている。
ドイルによると、「ペニーは家族全員に可愛がられたけれど、末娘のスカイラーとペニーの絆は特別だった。ペニーが我が家に来た時、まだスカイラーは3歳だったけれど、いつもペニーを抱きかかえて連れて回っていた」
「猫はこの子を嫌がるだろうと思ったけれど、そんなことはなかった。夜中にスカイラーを起こして一緒に遊ぼうとしたこともある。そのうちに、ペニーは毎晩、スカイラーの頭に寄り添って眠るようになった。ペニーはスカイラーの猫だと、家族全員が納得した」
このストーリーは悲報で終わる。12歳になったペニーは健康状態が悪化して、家族はこの夏、あまりに辛い決断を迫られた。「この子が天国へ戻る時が来た」