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ジャレス村の閉鎖された油井の隣にある自宅前に立つジミ・グレンビ。気管支炎を患っている。昨年は村民13人が癌で亡くなり、地元NGOが原因解明を保健相に要請したが回答はない
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油田の中心にあるベリン村のルルジム・ギシュティと妻のマムード。マムードは肺と肝臓を病み、毎月の年金の90%が薬代に消えていく
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パトス・マリンザ油田の中央処理施設の石油タンク。有毒物質を使って砂と水から石油を分離するこの施設が、地下水を汚染しているとの懸念がある
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オリーブ林で草を刈るフラマー・シュパタ。近くの油井による汚染のせいで、オリーブの収穫高は大幅に減少し、年間1トンほどになった
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カルム・イ・マズ村の給油所の近くでヤギを追うアルタン・ブジ。水が石油で汚染されている疑いがあり使用をやめたため、彼は週に1度、遠くから水を運んでくる
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ボルシュ市の駅舎跡でサッカーをする少年たち。ここでは製油所が閉鎖され、多くの人が町を離れた
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ジミ・ルコはバンカーズの従業員で、ストライキのリーダーを務める。2016年に会社が中国企業に買収されてからインフレに見合った賃上げがなく、残業代も支払われていない

Photographs by Jonas Kakó-Panos

撮影:ヨナス・カコ

1992年ドイツ生まれ。ハノーバーの大学でフォトジャーナリズムとドキュメンタリー写真を学び、2017年からフリーランスのカメラマンとしてブレーメンの日刊紙に勤務。気候危機が社会や自然に与える影響をテーマに、米ナショナル・ジオグラフィック誌や独シュテルン誌などに作品を提供している