HIV感染を、ぜんそくや糖尿病など他の病気と同じように考えてはいけないのだろうか。感染する可能性は誰にでもある。

妻として、母として、私はHIVに対する文化的な思い込みに逆らい、他の感染者に独りではないと伝えることを自分の使命にした。

この思いが、ヴィーブヘルスケア社の「HIV・イン・ビュー」キャンペーンでの活動につながった。これはHIVに関する認識を高め、スティグマに対処しようという取り組みで、私を含む5人のパートナーが自分の経験を共有し、啓蒙や情報提供に協力している。

私たち5人が出身国もバックグラウンドも異なるという事実は、今の時代にHIVと共に生きることについて、真の多様な姿を描いている。

HIVと共に生きる女性や妊婦に、孤独ではないことを、そしてHIVに感染していない健康な子供を出産して普通の生活を送れることを知ってもらいたい。

私は自分のスティグマと戦いながら、ほかの感染者とパートナーが最高の人生を送り続けられるように、予防と治療の選択肢について啓蒙活動を行っている。

私の息子はHIV検査で陰性だ。夫も陰性だ。私たち家族は元気だ。

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