[29日 ロイター] - アジア時間29日の原油先物は下落。中国の新型コロナウイルス感染急拡大を受け、同国の燃料需要の回復期待が後退している。

中国は厳格な「ゼロコロナ政策」を緩和し始めているが、同国の感染者の急増や公式統計が実態を反映していないとの懸念から複数の国が中国からの渡航者に新たに入国規制を導入している。

北海ブレント先物2月物は0123GMT(日本時間午前10時23分)時点で0.42ドル(0.5%)安の1バレル=82.84ドル。米WTI先物は0.50ドル(0.6%)安の78.46ドル。

米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げを行うとの観測も原油相場の重しとなっている。

カナダから米国の製油所に原油を輸送する「キーストーン・パイプライン」を運営するカナダのTCエナジーは、原油流出で停止していたパイプラインの再稼働に向け作業を進めていると表明したが、米国の記録的寒波の影響で一部の国内製油所は操業停止に追い込まれている。これが供給の停滞につながり、相場のさらなるマイナス要因になった。

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