[モスクワ 13日 ロイター] - ロシア中央銀行は13日までに公表した12月のリポートで、同国国営天然ガス独占企業ガスプロムと非上場石油会社シブールが主導する国内ガス化学事業について、外国企業との関わりが減り、着工遅延に直面していることを明らかにした。

ロシア中銀は「一部事業の実施時期は変更された。アムール地域でのガス化学複合施設の建設は、輸入機材供給の延期が理由で」などと説明した。

投資総額最大110億ドルのアムール・ガス化学複合施設事業は当初、2024─25年に操業を始め、ポリエチレンを年間230万トン、ポリプロピレンを同40万トン生産する予定だった。

シブールの関係者は9月、ロシアのメディアに対し、ウクライナ侵攻に伴う米欧諸国の制裁措置で、事業開始は25─26年になると話していた。

ロシア中銀は、1─9月の石油・ガス生産への投資は10.9%増加したと説明。外国投資企業の撤退や石油サービス会社の事業停止によるロシア国内事業への影響は、大きくないとしている。

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