[13日 ロイター] - 米労働省発表の11月の消費者物価指数(CPI)を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来年に入っても利上げ幅の縮小を続け、3月に利上げを停止するとの観測が短期金融市場で高まった。

FRBは今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%ポイントの利上げを決定すると予想されているが、フェデラル・ファンド(FF)金利先物は現在、来年2月を含む2023年の最初の2回のFOMCで決定される利上げ幅がそれぞれ0.25%ポイントになる確率が50%以上との見方が織り込まれる水準になっている。

これに基づくと、金利のターミナルレート(最終到達点)は4.75─5%と、一部エコノミストの予想よりも低い水準になる。

CPI統計発表前は、来年2月に予想される利上げ幅は0.50%ポイントだった。

11月のCPI(季節調整済み)は前年比伸び率が7.1%と10月の7.7%から鈍化し、2021年12月以降で最小となった。前年比の直近のピークは6月の9.1%上昇で1981年11月以来の大幅な伸びを記録していた。

CPI統計を受け、FRBは来年9月までに利下げを開始するとの観測も台頭。金利先物は来年末までに0.50%ポイントをやや超える幅での利下げが実施されるとの観測を織り込む水準になっている。この場合、政策金利は4.25─4.5%に戻ることになる。

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