[ワシントン 12日 ロイター] - バイデン米大統領が今週開催する米・アフリカ首脳会議を前に、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、米国が今後3年間でアフリカに550億ドルを拠出する意向だと明らかにした。
サリバン氏は、首脳会議で米国は「リソースをテーブルに集める」とし、アフリカ大陸に投資する米国のコミットメントは他国に勝ると述べた。
また、バイデン大統領が14日に夕食会を開き、アフリカ連合(AU)が20カ国・地域(G20)に加わることに支持を表明するほか、国連安全保障理事会にアフリカ大陸から常任理事国を選出するよう働きかけるとした。
バイデン政権の外交政策は中国への対抗軸として西側の民主主義を推進することに重点を置いてきたが、米当局者らは今回の首脳会議について、アフリカにおける中国の影響力を議論するだけではないと強調する。
サリバン氏によると、バイデン大統領は首脳会議で議論された構想を実行する特別代表を任命する方針。また、米国とアフリカの企業300社以上が重要分野への投資を話し合うため各国代表団と会談するという。
米通商代表部(USTR)のタイ代表は、アフリカとの通商関係の次の段階を模索するため、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)諸国と覚書を結ぶ用意をしていると述べた。