[ニューヨーク 30日 ロイター] - イエレン米財務長官は30日、このところの暗号資産(仮想通貨)業界の混乱は銀行部門に波及していないとしながらも、この業界に対し懐疑的で、十分な規制が必要との考えを示した。

米紙ニューヨーク・タイムズ主催のイベント「ディールブック」でイエレン長官は、十分な顧客保護を確保することが重要だと指摘。この業界には以前から適切な規制が必要だと言われてきたが、そうはなっていないと述べた。

また、暗号資産危機は同セクターにとってリーマン危機時の動揺にも相当すると指摘。2008年のリーマン・ブラザーズ破綻を引き金に株式市場が急落し、米政府が金融機関救済に乗り出した点に言及した。「今回、銀行部門に波及していない点は幸いだ。銀行規制当局は暗号資産について非常に慎重になっている」と述べた。

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