[ジュネーブ 28日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は28日、世界中で感染が拡大している「サル痘」を巡り、新たに「M痘」の呼称を使用すると発表した。サル痘の名称が人種差別的で偏見を助長するとの指摘があったため。各国にも呼称の変更を呼びかけた。

新たな名称が浸透するまで1年間はサル痘の表記も使用する。

米疾病対策予防センター(CDC)のワレンスキー所長はツイッターで、CDCもM痘の名称を使用すると表明した。

「われわれはM痘への名称変更を歓迎し支持する。悪いイメージを弱め、最も影響を受けている人々に対する介護への障害を減らす」と指摘した。

米保健福祉省のベセラ長官は「病気に関する悪いイメージを緩和することは、M痘を終わらせるための活動の重要なステップだ」と述べた。

WHOは科学的妥当性や現在の使用範囲、発音のしやすさなどを各国の専門家が考慮した上でM痘に決定したと説明した。

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