[北京 17日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は16日にイタリアのメローニ首相と会談し、欧州連合(EU)の対中国政策が「前向き」かつ「独立性」を保つためにイタリアが重要な役割を果たすよう希望すると述べた。中国国営放送、中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。
20カ国・地域(G20)首脳会議の合間に行われた初の会談で両首脳は、互いの国の長い歴史と文明を称えた。習氏は新型コロナウイルス対応での協力を指摘し、両国関係が「社会制度や文化の異なる2つの国の関係発展のモデル」になることを望むとした上で、「イタリアが、EUの独立、自立、前向きな対中政策の追求継続において重要な役割を果たすことを期待する」と述べた。
さらに、両国が高度製造業、クリーンエネルギー、航空などの協力分野で新たな成長点を見出すことを望むと強調した。
メローニ氏は、イタリアは陣営間の対立を認めず、全ての国が相互に違いを尊重すべきとの立場だと説明したという。