[キーウ(キエフ) 16日 ロイター] - ウクライナ国家安全保障・国防会議のオレクシー・ダニロフ書記は16日、ポーランド東部で発生した爆発を巡り、ウクライナは「ロシアの痕跡」を示す証拠を持っていると述べた。ポーランド政府と北大西洋条約機構(NATO)はウクライナの迎撃ミサイルが原因としている。

ダニロフ氏はこの爆発について、パートナー国と共同で調査し結論の根拠となる情報を確認したいとの意向を表明。フェイスブック公式アカウントで「事態の包括的な研究に対して完全にオープンだ」と述べている。

ダニロフ氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領と同様、ロシアの「ミサイルテロ」を非難している。ただダニロフ氏が「ロシアの痕跡」に言及した際、どのような証拠に基づいたのか詳細は明らかにしていない。

ポーランドのドゥダ大統領は記者会見でダニロフ氏の発言について質問され、「ポーランドと米国の専門家が手続きを行っており、この手続きへの参加が認められるとしたら、少なくとも両国の同意が必要だ」と述べた。

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は16日、ポーランドに着弾したミサイルについて、ウクライナの迎撃ミサイルの公算が大きいという認識を示した。同時に、最終的な責任は戦争を始めたロシア側にあると強調した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。