[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州連合(EU)は19日、北マケドニア、アルバニアの2カ国と加盟交渉を開始した。
バルカン半島の2カ国の加盟交渉開始は画期的なことだが、実現には数年はかかる可能性が高い。
EUの執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、記者会見に同席した北マケドニア、アルバニアの首相2人に対し「戦略的忍耐を示した」とたたえた。
バイデン米大統領は、ロシアのウクライナ侵攻を受け、統合された欧州がこれまで以上に重要になると述べ、交渉開始を歓迎した。
両国に関して欧州委員会が4年前に交渉開始を勧告したが、ドイツとオランダの議会、その後フランス大統領、ブルガリア政府がそれぞれ異なる要求を示して手続きが中断していた。
北マケドニアを巡っては、ギリシャを満足させるために国名を変更。さらにブルガリア政府は、北マケドニアが同国内の少数派であるブルガリア系住民の存在を認める憲法改正に合意するまでは加盟に反対する姿勢を示していた。
北マケドニアは16日、フランスが示した仲裁案を承認し、ブルガリアも反対を撤回した。