[ドバイ 14日 ロイター] - イラン外務省の報道官は14日、イラン核合意の修復協議の妥結には米国の決断が必要だとの認識を示した。
報道官は「われわれは現時点で合意を発表できる段階にはない。米国側に決断しなければならない幾つかの重要な問題が存在するからだ」と語った。
一方、米政府側は、決断が求められるのはイランとロシアなどが関係する分野だと主張。また国務省報道官は14日、ロシアによる要求のせいで核合意修復が不可能になっても、イランの核開発阻止に向けて「別の外交手段」を前向きに検討すると表明している。
実際、核合意の修復協議はロシアがウクライナ侵攻を受けた対ロ制裁の適用免除を要求したことで暗礁に乗り上げた面がある。
これについてイラン外務省報道官は、アミラブドラヒアン外相が15日にロシアを訪問すると明らかにした。イランのメディアによると、これまで複雑な問題に関して非常に緊密かつ決然とした態度で協力できると証明してきたイランとロシアの間で、「真剣で率直、建設的な話し合いの土台づくり」のために外相がロシアを訪れるという。