防衛省によると、ロシアは10月24日、日本海上空に戦略爆撃機2機と戦闘機2機を展開。航空機は北海道および本州の沿岸を飛行したという。

newsweekjp20251028061137.png 日本海上空を飛ぶロシアの戦略爆撃機ツポレフTu-95MS(写真右)およびスホイSu-35S戦闘機(同左)(10月24日) Japan's Defense Ministry

飛行は領空(海岸線から約22.2キロ)外で行われたが、防衛省が公開した写真や地図から、戦闘機の翼下にミサイルが装備されていたことが確認された。

ロシア国防省も同日、Tu-95MS爆撃機がスホイSu-35SおよびスホイSu-30SM戦闘機に護衛され、11時間以上にわたり「日本海の中立水域」を飛行したと発表した。

ロシア国防省の発表によれば、飛行中に外国の戦闘機がロシア機の識別に緊急発進したが、ロシア機の飛行は「国際空域の規則を厳格に遵守して実施された」としている。なお、出動した戦闘機の所属国については明言していない。

米国の科学者連盟(FAS)によると、Tu-95MS爆撃機は核巡航ミサイルの搭載が可能。ロシアは10月22日に行った戦略軍事演習でも同型機を使用し、巡航ミサイルを発射した。

なお、Tu-95MS飛行の翌日の10月25日には、ロシアの電子偵察機イリューシンIl-20が北海道および本州の沿岸を北から南へ飛行し、日本の戦闘機が再び緊急発進している。

ロシア国防省は25日の声明で次のように述べた。

日本の防衛態勢を試す
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