<トランプが訪日し、自衛隊の大規模演習も行われているタイミングで、ロシア軍が日本の防衛態勢を試す動きを強めている>

ロシア軍の爆撃機を含む航空機が日本の領空近くを飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。日本政府は国土と国民を守るため、万全の備えを継続するとしている。ロシア国防省はこの飛行について、戦略爆撃機ツポレフTu-95MSによる国際空域での「定例飛行」だったと発表した。Tu-95MSは核攻撃もできる航空機だ。

ロシアは極東地域における航空機や艦艇の展開を通じて軍事力を誇示しており、日本はこれを安全保障上の重大な懸念と位置づけている。加えて、ロシアと中国の戦略的連携も警戒を強める要因となっている。

日本には6万人規模の米軍が駐留し、米国の安全保障提供と引き換えに軍事拠点を提供している。今月には通常兵器専用のB-1B爆撃機4機が日本に展開されたばかりで、米軍はこれを「地域の安定強化のため」と説明している。

ロシアの爆撃機展開は、10月27日のドナルド・トランプ米大統領の訪日直前に行われた。トランプは日本初の女性首相・高市早苗との会談で両国の同盟強化を図る構えだ。

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ミサイルを装備していたロシア機
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