トランプと習は、10月31日から韓国で開催されるAPEC首脳会議に合わせて会談する予定だった。トランプは先月、「APECで会うのを楽しみにしている!」とトゥルース・ソーシャルに投稿していた。

アメリカは現在、中国からの輸入品に最低30%の関税を課している。トランプは新たな関税について、「彼らが現在支払っている関税に上乗せして」課せられると説明した。さらに、あらゆる「重要なソフトウエア」に輸出規制をかけることも明らかにした。

これを受けて、小幅上昇していたアメリカの株式市場は急落。ダウ平均は1.9%。S&P500種は2.72%、ナスダック総合指数は3.49%それぞれ下落した。

「大統領のコメントは明らかに市場にとって有益ではない」とインタラクティブ・ブローカーズ証券のスティーブ・ソスニック首席市場アナリストは語った。

「関税懸念の最悪期をようやく脱した矢先に、再び新たな懸念に直面した。米中貿易関係は間違いなく悪い方向に向かっている」

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます