価格高騰の要因「動的価格設定」とは

FIFAは9月、W杯史上初めて「動的価格設定(ダイナミック・プライシング)」の導入を正式発表した。

このシステムは、リアルタイムの需要に応じてチケット価格が変動する仕組みだ。アメリカのスポーツファンや航空チケットを買い慣れている人には馴染みがあるが、ヨーロッパや南米のサッカーファンにはほとんど馴染みがない。

グループステージのチケットは60ドル(約9,000円)から始まり、決勝の最上級席では6,730ドル(約101万円)にもなる。ちなみにカタール大会では、決勝戦の最高価格でも1,607ドル(約24万円)だった。

「W杯で動的価格設定を導入するのは今回が初だ」と、2026年大会のFIFA最高執行責任者のハイモ・シルギはESPNのインタビューで語った。

「チケットは早めに確保した方がよい......何が起きるかわからないから」

この不確実性に、多くのファンが不安を抱いている。

「見えない賭け」とは
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