<2024年に大統領選挙が予定されていたが、戒厳令下のウクライナでは選挙が行えていなかった>

ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアとの戦争終結後に退任する用意があると表明した。米ネットメディア、アクシオスが9月25日に公開したインタビューで、ゼレンスキーは「戦争を終わらせることが私の目標」で、「停戦が実現したら大統領選が行われる」と語っている。

戒厳令下のウクライナでは、昨年予定されていた大統領選などが実施できない状況だ。ロシアなどはこれを根拠に、ゼレンスキーの指導者としての正統性を疑問視している。

今回の発言は、治安や憲法といった課題はあるものの、選挙実施は可能だと示唆している。国民の支持が高いゼレンスキーだが、7月に汚職対策機関の独立性を制限する法案に署名したことがきっかけで、初の大規模な抗議デモに直面した(その後、独立性を担保する新たな法案が成立)。

だが停戦までの道のりは多難だ。ロシアとの和平調停は、領土譲歩とウクライナの安全保障の将来的枠組みをめぐって行き詰まっている。

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