一方で苦戦するブランドもある。ケリング傘下のグッチは第2・四半期の売上高が25%減少。就任からわずか9カ月のステファノ・カンティーノCEOが今月17日に解任された。
Z世代を対象にリサーチするdcdx社のデータによると、グッチは過去1年間にソーシャルメディア上で主要な高級ブランドとしての存在感が最も急激に低下した。ケリングの株価が過去2年間で43%下落した一方、タペストリーは3倍余りに上昇した。
ベイン・アンド・カンパニーのシニアパートナー、フレデリカ・レヴァート氏は「老舗ブランドは明確に勝者と敗者に分かれつつある」と指摘する。
次に世界で台頭する可能性があるのは「ウマ・ワン」や「シュシュ/トング」など中国のブランドだ。アジアにおいて中国の新興ブランドはデジタルに精通し、中国製という利点を中国人消費者への売り込みに使えることから若い購買層の支持を集めていると、シャネルのリーナ・ネアCEOは指摘する。
ネア氏は「ブランドの永続を当然視することはできない。人々の意識に残り、アイコニックであり続けるためには、常に時流に即し、モダンであることが欠かせない」と述べた。
[ロイター]

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