自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)で、各候補が描く野党との連携戦略に注目が集まっている。自民、公明両党が衆参で過半数を割り込む中、多数派を構成できなければいくら政策を掲げても実現が見通せないからだ。

連携相手として本命視されるのは日本維新の会だが、小泉進次郎農林水産相、林芳正官房長官、高市早苗前経済安全保障担当相ら有力と目される候補と維新との距離感にはばらつきも見え隠れする。選挙期間中にどこまで具体的な連携戦略を示せるかが勝敗を左右しそうだ。

 

小泉氏は蜜月アピール、林氏も接近強める

維新の藤田文武共同代表は17日の記者会見で副首都構想や憲法改正、スパイ防止法などを例示し、「連立するか否かにかかわらず、我々は信念をもって政策を掲げている」と述べた。こうした政策への賛否が連立入りを判断する際の検討材料になるか問われ「当然なる」とも述べた。

総裁選で有力視される候補は、それぞれ野党との連携を模索している。

維新との距離が最も近いとみられているのは小泉氏だ。8月には維新代表の吉村洋文大阪府知事とともに大阪・関西万博を視察。小泉氏が吉村氏を「改革の魂をもった政治家だ」と持ち上げると、吉村氏が小泉氏を「改革を進めていく稀有な政治家の一人だ」と称賛するなど蜜月をアピールして見せた。経済官庁幹部は「小泉氏が総裁になれば秋の臨時国会中にも維新との連立が実現するのでは」と語る。

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