<中国東部、渤海に面した山東省の都市で撮影されたのは、夜空を横切る謎の飛行物体に軍が発射したとみられるミサイルが命中する瞬間の映像だった>

中国のSNS上で、週末から話題になっている映像がある。夜空を飛ぶ正体不明の物体に向けてミサイルが発射され、撃墜した瞬間とされる映像だ。現地メディアは、標的は特定されておらず「未確認飛行物体(UFO)」だと報道。カメラが捉えた強い閃光は、中国軍が山東省で何かしらの迎撃に成功したことを意味しており、「正体」をめぐり憶測が飛び交っている。

■【動画】中国軍がUFOを撃墜!? 映像が続々ネットに投稿される...「正体不明の物体」をミサイルが爆破の瞬間

中国が軍備増強を進めていることはたしかだが、その詳細は世界で最も不透明な部類に入る。入札プロセスの多くが非公開であり、(予算は公表されているものの)実際の軍事費の全容は大きな謎に包まれている。データ上の中国の軍事費は、アメリカに次ぐ世界第2位となっている。

中国政府は軍事プログラムの機密性を極めて重視しており、国民がオンライン上で共有できる「国家機密」に関する情報の規定も強化している。ただこうした透明性の欠如は、特に軍が関与している可能性がある「異常事態」について、憶測やデマが飛び交いやすい環境を作り出している。その中には、「地球外生命体」をめぐる偽情報の拡散も含まれる。

今回の映像についても、本誌の取材メールに対して中国国防省は今のところ回答していない。

海沿いの都市・濰坊市(ウェイファン)の住民が投稿した映像には、9月12日午後9時ごろ、炎を伴った飛翔体が空を横切る様子が映っていた。この飛翔体は、反対方向から飛来した別の物体と衝突し、強い閃光を放ちながら爆発した。

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周辺では「窓ガラスが揺れるほど」の轟音が響く
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