周辺では「窓ガラスが揺れるほど」の轟音が響く

現地メディアによると、地元住民らは窓ガラスが揺れるほどの轟音を聞いたと話しており、スマートフォンで撮影していた男性は「ミサイルが発射された」と語った。

中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」に投稿された監視カメラ映像には、同じ場所から5分間隔で発射された2発のミサイルとみられるものが、似たような軌道を描いて空中で爆発する様子が映っていた。ミサイルが何に命中したのかは明らかになっていない。市当局は、この件について承知していないとコメントした。

微博ではこの話題が大盛り上がりし、撃墜されたものについてUFOや無許可のドローン、隕石まで、さまざまな説が飛び交っている。微博では、以下のようなコメントが見られた。「このスピードの遅さならドローンに違いない」「軍の訓練だ。騒ぐことじゃない」「私たちが知ってはいけないことだ」「何であれ素晴らしい。迎撃成功率100%だ」

その「正体」について中国当局が説明することは今後もないかもしれないが、防空訓練の一環などであった可能性は高いと見られている。9月11日には、中国海事局が渤海南部の2カ所(濰坊沖および濰北砲撃試験場付近)について航行警報を発令している。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます