こうした経緯を背景に、党内からは「今回ばかりは党員票が一番多い候補を総裁にするべきだ」(参院議員)と高市氏に期待を寄せる声が聞かれる。

市場もすでに「高市トレード」で動き始めている向きがある。9日、前場の東京株式市場で日経平均は続伸。前日の米国株高の流れも受けて買いを集め、一時史上初の4万4000円の大台に乗せた。

ただ、高市氏が前回に続いて多くの党員票を獲得できるかは必ずしも見通せない。保守色の強い高市氏への警戒感が一定程度存在するとの見方があるからだ。ある衆院議員は「与野党少数となったことで野党との連携を重視するなら高市氏が必ずしも強いとは限らない」とみる。党内には小泉進次郎農林水産相(前回61票)や林芳正官房長官(同27票)に流れるとの見方もある。

(竹本能文、鬼原民幸 編集:橋本浩)

 



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 日本の高齢者施設ランキング
2026年8月4日号(7月28日発売)は「日本の高齢者施設ランキング」特集。

民間介護施設250/療養型病院200/リハビリテーション病院300――世界視点で評価された日本の施設を一挙紹介。[PLUS]和田秀樹:失敗しない施設選び/いとうまい子:介護と健康寿命と研究と

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます