ゼレンスキーもこの教訓を学んだ。彼はトランプに繰り返し感謝を述べ、その結果、武器供与が再開された。

プーチンも電話でトランプに独立記念日のお祝いを述べ、礼儀正しく振る舞ったが、ウクライナが消滅するまで戦うことについては一歩も譲らなかった。プーチンにとってウクライナとの戦争は死活的な国益に関わる問題であり、それについてトランプがどう考えていようと意に介さない。

プーチンは学んだのだ。トランプはアメリカの最も親密な同盟国には制裁や関税をちらつかせるが、ロシアによる戦争犯罪については一切、動くつもりはないことを。

それこそが私たちが最も憂慮すべき現実だ。

©2025 The Slate Group

【随時更新】トランプ2.0
▶▶▶日々アップデートされるトランプ政権のニュース&独自分析・解説はこちらから

 

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 日本の高齢者施設ランキング
2026年8月4日号(7月28日発売)は「日本の高齢者施設ランキング」特集。

民間介護施設250/療養型病院200/リハビリテーション病院300――世界視点で評価された日本の施設を一挙紹介。[PLUS]和田秀樹:失敗しない施設選び/いとうまい子:介護と健康寿命と研究と

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます