南アジアではインドが約180発の核弾頭を保有。パキスタンの170発をわずかに上回っている。今年5月に勃発した両国の衝突は、誤情報が飛び交ったため、危うく核戦争に発展するところだった。
インドとパキスタンの核戦力はほぼ同レベルだが、インドと中国では大きな差があり、中国はインドの3倍以上の核弾頭を保有している。この差を埋めようとインドも核戦力の増強を急いでいる。
刻々と変わりゆく地政学的状況を背景に、世界中で核軍拡が進み、核軍縮が後退している。主要な軍縮条約の大半は冷戦時代に締結された。今の世界は当時の二極構造よりもはるかに複雑で流動的だ。既存の枠組みはもはや通用しないが、新たなルールはまだ生まれていない。不確実性が危機感をあおり世界は核軍拡時代に突入した。
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