<聞いていた話と違う──SiriへのAI活用に時間がかかっているアップル社。痺れを切らした株主たちが訴えていること>

アップル(Apple)が、人工知能(AI)を活用した機能を音声アシスタント「Siri」に統合するまでの期間について、誤った説明を行ったとして、株主が同社を提訴した。

アップルはAI技術の導入を急速に進めており、その一環として「Apple Intelligence」と呼ばれるAIツール群を発表した。今年1月のiOSアップデートにより、多くのiPhoneにこの機能が自動で追加されている。

アップルはこのソフトウェアパッケージを、自社製品における大きな進化と位置づけており、文章のリライトや画像生成、メールの優先順位付けなどが可能になると説明している。これらの機能は、メール、メッセージ、写真といったアップルの主要アプリでも利用できる。

訴状によれば、アップルは「Apple Intelligence」によってSiriを強化し、iPhone 16の販売を牽引するという期待を示していたという。

しかし株主側は、SiriへのAI機能統合に時間を要したことで、iPhoneの販売や株価に悪影響が出たと主張している。この訴訟はサンフランシスコ連邦地裁に提出された。

原告となる株主らは、Siri向けのAI機能には実用的なプロトタイプが存在せず、昨年9月20日に発売されたiPhone 16に間に合うはずがなかったと訴えている。これは集団訴訟となる可能性がある。

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