<適量のカフェイン摂取にミドルエイジの健康をサポートする効果がある>

1日に1杯か2杯のコーヒーは、女性が年を重ねる過程で「精神的および身体的機能の維持」を手助けする可能性があるという研究が、栄養学の学会で発表された。

研究チームは、4万7513人の女性の食事と健康について1984年から30年間追跡したデータを分析。中年期(45~60歳)にカフェイン入りのコーヒーを適量飲むと、健康な老化につながる可能性が高いことが分かった。

健康な老化の基準は、70歳まで生きる、11の主要な慢性疾患に罹患しない、身体機能が制限されていない、良好なメンタルヘルスを維持している、認知機能の低下や記憶障害がないこととした。そして対象者のうち3706人が、2016年までに全ての基準を満たした。

「適量のコーヒーの摂取は、定期的な運動、健康的な食事、喫煙の回避など他の健康的な行動と組み合わせることによって、健康的な老化につながるという可能性が示された」と、ハーバード大学の研究者で論文の筆頭著者のサラ・マハダビは述べている。

研究では健康な老化に影響を与えると考えられる他の要因として、体重、喫煙、アルコール摂取、身体活動、教育レベル、食事中のタンパク質なども考慮した。

中年期の女性は1日に平均約315ミリグラムのカフェインを摂取している。これは小さめのコーヒーカップ3杯分または大きめのカップ1.5杯分に相当する。このカフェインの80%以上は、日常のコーヒー摂取に由来する。

健康な老化のグループに属する女性は1日にコーヒーを1杯追加すると、後の健康状態が良好である確率が2~5%高くなるという関連性が見られた。

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1日2杯程度を目安に
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