コラボ曲を発表したスティーブ・アオキ(左)とタイラー・ハバード BRAD HEATON
コラボ曲を発表したスティーブ・アオキ(左)とタイラー・ハバード BRAD HEATON
スティーブ・アオキ、タイラー・ハバード「フォーゲット・トゥナイト」(Steve Aoki - Forget Tonight (ft. Tyler Hubbard))

「フォーゲット・トゥナイト」は、カントリーらしい温かみとモダンな響きが同居するハバードの歌声と、アオキのキャッチーなビートがうまくミックスした1曲だ。

ただアオキが今まで発表してきた曲とは、少し雰囲気が違うように感じるのは、2018年に急死したスウェーデン人DJアビーチーの曲にインスピレーションを得たからかもしれない。

ここ数年、ビヨンセからラッパーのポスト・マローンまで、多くのシンガーがカントリーに取り組んでいるが、アビーチーが13年に発表した「ウェイク・ミー・アップ」は、EDMとカントリーという対極にありそうなジャンルを大胆にミックスして、音楽業界に大きな衝撃を与えた。

「『ウェイク・ミー・アップ』がリリースされた時は、顔をしかめる人たちが多かった。でも、最終的にはEDM史上最大級のヒットになった」とアオキは語る。

「今では(カントリーとのクロスオーバーが)新しい形でブームになってきたと感じる。だから今こそ、(ハバードとのコラボ曲を)発表する絶好のタイミングだと思った」

アビーチー「ウェイク・ミー・アップ」(2013年)

「音楽配信サービスが普及して、いろんなジャンルを気軽に聴けるようになったことが大きいと思う」と、ハバードは言う。「アーティスト側もいろんなジャンルをブレンドして、ユニークなサウンドを生み出すようになった。素晴らしいことだ」

音楽以外でも意気投合
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