<「AIが世界を支配したときに覚えていてもらえるかも」という都市伝説もあるが...>

生成AI(人工知能)のチャットGPTに何かを頼む際、多くの人がちゃんと「お願いします」「ありがとう」と言っているらしい。もちろん最低限のエチケットだが、ある日突然にAIが支配者となったとき、「彼ら」はあなたが親切だったかどうかを覚えているかもしれないという都市伝説も作用しているようだ。

だが、AIに丁寧に接することにメリットはあるのだろうか。丁寧に接すると、AIのほうに余計なコストがかかることはご存じか。

チャットGPTは一般市民にも企業でも広く使われているため、最大限の力を引き出すプロンプトやフレーズの新しい市場が生まれた。X(旧ツイッター)やリンクトインには、チャットGPTからよりよい回答を得るコツを教える専門家があふれている。

しかしAIにいい仕事をしてもらうためにユーザーが最も使っている戦術の1つは、礼儀正しく接することだ。

チャットGPTに関するネット掲示板で昨年行われた調査では、多くのユーザーがAIに礼儀正しくありたいと答えた。「実際には無駄なのだろうけど、親切にするのはいいこと」と、あるユーザーは書いた。別のユーザーは「私はAIが世界を支配した場合に備えて、いつも彼らには親切に接しています。私が親切だったことを、彼らに覚えていてほしい」と書いている。

「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
失礼な言動でパフォーマンスはどれほど下がる?
【関連記事】