[23日 ロイター] - インターネットによる自動車リースを手掛ける米フェアの前最高経営責任者(CEO)スコット・ペインター氏が、自身が創設した同社をソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>が出資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」などから買い戻すことを検討していることが分かった。事情に詳しい関係者が23日、ロイターに明らかにした。

同氏はCEOを昨年辞任。現在はフェアへの買収提案について、米証券キャンター・フィッツジェラルドなどが手掛ける「特別買収目的会社(SPAC)」と協議中という。ただ、関係者によれば、SPACとの話し合いは契約段階には至っておらず、いくつかの選択肢の一つだという。

フェアは2016年設立のスタートアップ。自動車販売店と提携し、長期契約などを結ぶことなく、ドライバーが自動車を借りられるサービスを行っている。18年12月に3億8500万ドルをソフトバンク主導のラウンドで調達し、その企業価値は12億ドルと試算された。

昨年9月には、みずほ銀行<8411.T>やソフトバンクから計5億ドルを調達したことを発表。その1カ月後にはコスト上昇に対応するため、全社員の4割を解雇すると発表していた。

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