<最大300キロ先の標的を検知し、同時に200の対象を追尾できるロシアの統合型レーダーシステム「ザスロン」が攻撃を受けたのは今回が初めてだという>

ロシア軍がトラックで輸送していた艦船用の高性能レーダーシステムが、ウクライナ軍のドローン攻撃によって破壊されたと、ウクライナ軍のドローン部隊が発表した。同部隊はこの攻撃の様子を撮影した動画を公開したが、そこにはドローンがトラックの後方から突撃し、爆発を起こす瞬間が捉えられている。

■【動画】ロシア海軍の戦力に大打撃...貴重な高性能レーダーが、ウクライナの「ドローン突撃で爆発」する瞬間映像

動画はウクライナ軍が、もともとミグ31迎撃戦闘機用に開発された「ザスロン」レーダーの海軍版を攻撃した様子を捉えたものとされている。ロシア軍が保有する艦船の中でも、海軍版ザスロン・レーダーを搭載している艦船の数はごく一部しかない。今回の攻撃が事実であれば、ウクライナとの間で続く戦争で既に大きな損失を被っているロシア海軍にとって、さらに大きな打撃となる。

2022年2月に始まった今回の戦争だが、ロシア軍のザスロン・レーダーが攻撃を受けたのは初めてのことだという。

動画を公開したのはウクライナ軍の中でドローン戦争に特化した無人システム部隊の第413独立無人システム大隊「レイド」だ。同大隊はザスロンについて、最大300キロメートルの距離から標的を検知し、同時に最大200の対象を追尾することができる「ユニークな艦載型レーダー基地」と説明している。

人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に安心な水にアクセスできる社会の実現へ
人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に安心な水にアクセスできる社会の実現へ
PR
2020年に大々的に発表された新システム「ザスロン」
【関連記事】