教皇フランシスコのパレスチナの人々との関わりは、現在の紛争前にさかのぼる。2014年のベツレヘム巡礼では、イスラエルが「パレスチナ人の攻撃者を締め出すため」との理由で建造した壁の前で立ち止まり、祈りを捧げた。このシーンは、パレスチナに暮らすキリスト教徒の間で象徴的なものとなっている。

教皇は2月からの入院中も、ガザのキリスト教指導者に電話をかけて支援を申し出るとともに、「子どもたちがマシンガンで撃たれ、学校や病院が爆撃される」状況を非難したと伝えられている。

パレスチナ人の多くが、平和の提唱者を失ったと嘆いている。ガザ地区での戦闘は続き、ハマスとイスラエルの両者が互いの条件を拒否し合うばかりで、停戦やさらなる人質解放の兆しはない。

(翻訳:ガリレオ)

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 日本の高齢者施設ランキング
2026年8月4日号(7月28日発売)は「日本の高齢者施設ランキング」特集。

民間介護施設250/療養型病院200/リハビリテーション病院300――世界視点で評価された日本の施設を一挙紹介。[PLUS]和田秀樹:失敗しない施設選び/いとうまい子:介護と健康寿命と研究と

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます