イギリスの人権弁護士ジェフリー・ナイスはアルジャジーラに対し、「IDFの報告書は多くの疑問を呼び起こす。IDFが、それらに答えるのは難しいだろう」と指摘した。
「例えば、殺害されたパレスチナ人のうち6人は、ハマスのメンバー、しかも現役の戦闘員ではないかとされているが、その証拠となる文書がまったくない」
IDF退役軍人で構成され、イスラエルによるパレスチナ自治区の占領に反対を表明している団体「ブレーキング・ザ・サイエンス(沈黙を破る)」は、この報告書は 「矛盾だらけで、あいまいな表現が多く、細部は都合のいいところだけを拾っている」と、述べた。
「私たちは皆、IDFが救急車の非常灯が点灯していなかったと主張したことを覚えている。その後、それは事実ではないことを証明する映像を見た。この報告書は真実に近づこうとさえしていない」
「今日もまた、隠蔽工作が行われた」と、ブレーキング・ザ・サイエンスは付け加えた。「さらに多くの罪のない人命が奪われた。説明責任も果たされていない」
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