最近まで、天の川銀河のような大型の渦巻銀河は、この形になるまでに数十億年を要するというのが定説だった。これに対して初期の銀河は、小さく不定形で、流れが乱れていると考えられていた。しかしジューロンのような銀河の発見は、科学者にとって、宇宙の進化に関して長く信じられてきた定説を再考するきっかけとなっている。
ジュネーブ大学のパスカル・オシュ准教授は声明で、以下のように述べた。「この発見は、初期の宇宙に対する私たちの見方を、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が根本から変えている過程を示している」
ジューロンの赤方偏移が「5.2」という値であることは、この銀河が、ビッグバンからわずか10億年後のものであることを示している。これは、現在の宇宙の年齢と比較すると10分の1にも満たない時期だ。この銀河の存在から、一部には、非常に速く成長して形を作る銀河がある可能性が浮上している。これは、これまでの説(銀河は、銀河同士の融合やカオス的な相互作用を通じて、ゆっくりと形成される)に異を唱えるものだ。
(翻訳:ガリレオ)
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