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2023年12月13日、インド南部の都市チェンナイのレストランに7人の男性グループがいた。全員が初対面だったが、チャイを飲みビリヤニを分け合いながら、それぞれの故郷の話で盛り上がった。

彼らは数日前にインド各地からチェンナイに着いたばかりだった。荷物は少なくするように指示されていたため、数枚の着替えと、ロシアの観光ビザが押された真新しいパスポートしか持っていない者もいた。

それからの数日で、彼らの間に絆のようなものが生まれた。「朝昼晩と一緒に食事をした」と、コルカタ(カルカッタ)出身のモハメド・サルファラーズ(28)は言う。「みんな、とてもピリピリしていた」

カシミール出身のアザド・ユスフ・クマール(31)は大学で工学を学んだ。サイェード・イリヤース・フサイニ(24)とモハメド・サミール・アフメド(24)はカルナタカ州出身で、ドバイ空港のケータリングの仕事を辞めてきた。

スリンダー・ポール(27)はジャム・カシミール州、パルビーン・ラマールはダージリン、モハメド・ターヒル(24)はグジャラート州の出だ。

エージェントが最終的な手続きをしている間にさらに2人、旅の仲間を紹介された。グジャラート州出身のししゅう職人ヘミル・マングキヤ(23)と、テランガナ州出身のモハメド・スフィヤーン(24)だ。

彼らは電話番号を交換した。「出発後もずっと一緒にいようと約束した」と、サルファラーズはヒンディー語で取材に語った。

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