ネットで対応を調べても「矛盾する情報だらけだった」

ホテルの部屋に戻ったあとも、男児はまだかなりの痛みに苦しんでいたため、メーガンはネットで、次にどうすればいいかを調べた。「矛盾する情報だらけだった。でも救護室が近くにあって、まだ開いていることがわかった」とメーガンは話す。「だからそこに息子を連れて行ったが、小児科の患者は受け付けていないと言われた」

メーガンによれば、男児はその時点で「とても痛がっており、ケガをした部分を触らせてくれなかった」という。そのため救護室のスタッフは、近くにあるカピオラニ女性・児童医療センターを紹介してくれた。救急外来しか開いていなかったので、メーガンは彼らに、息子を診てほしいと頼んだ。

「厳密に言えば緊急ではないことはわかっていた。しかし、見知らぬ土地だし、ネットで見つけた情報の半分には、6歳の子どもなら感染防止のため手当てが必要だと書かれていた」とメーガンは言う。しかし、1時間半待たされた末に、当直医に追い払われてしまった。「こうしたケースで感染することは滅多にないと言われた。しかし、感染したというエピソードをネットでたくさん目にしていたので、腹立たしかった」

それから1週間が経ったいま、男児はゆっくりとではあるが確実に回復に向かっている。

メーガンは、「遅発性の反応」や感染の兆候がないか、注意して観察している。それと同時に、「Snoo_12724」というハンドルネームで、今回のいきさつをレディットに投稿し、自分の体験を広めている。ほかの親が用心し、自分たちと同じ状況や、さらにひどい事態に見舞われないようにしたい、と彼女は述べている。

(翻訳:ガリレオ)

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