[北京 13日 ロイター] - 中国の民間航空当局によると、4月の航空旅客数は前年同月比68.5%減の1672万人となり、前年比の落ち込みは3月から鈍化した。ただ、新型コロナウイルスで打撃を受けた航空業界の回復はなお不安定だ。
世界の旅行業界は各国での今後の動向の手がかりを得ようと中国の状況を注視している。
中国民用航空局(CAAC)の報道官がオンライン会見で明らかにしたところによると、3月の旅客数は71.7%減の1513万人だった。
中国では労働節に伴う5月1─5日の連休の旅行者数が自動車旅行を中心に延べ1億1500万人となるなど、旅行業界の回復に向け心強い兆しが見られつつある。[nL4N2CO4U0]
ただ、会見に同席したCAAC当局者は、中国国内の旅客便の本数は依然として近年の水準の60%に達していないと述べた。
中国ではこのところ、湖北省武漢や北東部で新型コロナの集団感染が発生するなど、感染第2波のリスクが高まっており、一部の地域で再び厳しい移動制限が実施されている。