[22日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀の市場グループ責任者、ダリープ・シン氏は22日、新型コロナウイルスの世界的流行で金融市場のボラティリティは2008年の金融危機以降で最も極端な水準に達し、米連邦準備理事会(FRB)の介入がなければ恐らく混乱は収まらなかったと指摘した。

同氏はウエブ上でのセミナーで「信用収縮は負の循環の一部だった」と説明。「市場に根付きつつあった有害な心理状態を断ち切るためにわれわれが強力かつ積極的に行動しなければ、下げが一段の下げを呼ぶ循環に恐らく陥るとわたしは判断した」と述べた。

NY連銀はFRBの金融調節(オペ)を担う。シン氏とFRBの資産ポートフォリオ管理を行うNY連銀のローリー・ローガン氏が、FRBによる資産買い入れや3月以降打ち出した緊急資金供給策の実務を担当している。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。