[5日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が5日に公表した10月調査によると、米消費者の1年先のインフレ期待は再び前月から低下し、2013年の調査開始以来の低水準となった。
1年先のインフレ期待は中央値が2.3%と、前月から0.2%ポイント低下した。3年先のインフレ期待は2.4%で、過去最低だった前月と同じだった。
1年先のインフレ期待は年齢が40歳以上の層と所得が5万ドル以上の層の大半で低下した。項目別では、1年後の医療費の上昇率が0.7%ポイント下がって6.3%となり、食品価格の上昇率は0.4%ポイント下がって4.1%となった。
また今回の調査では、消費者の間で労働市場に対して悲観的な見方がやや増えていることも明らかになった。
1年以内に職を失う可能性があると考えている消費者の割合は1.4%ポイント上昇の14.8%で、失職後に新たな職を見つけられる可能性は前月の60.3%から58.8%に下がった。
ニューヨーク連銀の米消費者のインフレ期待調査は、年初からおおむね低下傾向が続いている。10月調査はニューヨーク連銀の手違いにより予定より1週間早く公表された。