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民主党全国大会の会場付近で警察官と対峙する親パレスチナの抗議デモの参加者 JIM VONDRUSKA/GETTY IMAGES

民主党の姿勢に高まる不満

ムグニだけではない。ミシガン州に住む他のレバノン系有権者も、イスラエルがレバノンでの軍事作戦を一段とエスカレートさせるなか、民主党は自分たちの存在を無視していると本誌に語った。

「この国の二大政党制はもう信用できない。そして今度の選挙では民主党が最悪だ」と言ったのは、ディアボーン・ハイツに住むアリ・ダバジャ(43)。「私たちの懸念や願いに応える人間味のある声が、あの党からは聞こえてこない」

中東における戦火の拡大は、ダバジャにとってすぐれて個人的な問題だ。去る9月23日にレバノン南部ビントジュベイルを襲ったイスラエル軍の空爆では、ダバジャの親族5人が殺されている。

「これはアラブ系の、ムスリムのアメリカ人にとって、つまり私たちの大多数にとって重要な節目だ」とダバジャは言う。

「大量虐殺は取り返しがつかない。巨大なバンカー爆弾は取り返しがつかない。ああいうのは私たちの仲間を皆殺しにしてしまう」(なおイスラエル側は、自分たちの攻撃は「大量虐殺」に当たらないと主張している)。

バイデンやハリスが中東外交で「強気の姿勢」を示す、と口にする一方、レバノンにいるヒズボラ指導部を標的にするイスラエルへの支援を変えないのはおかしい、ともダバジャは言う。

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パレスチナにおける大量虐殺はアキレス腱
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