民間の人が政治家のお金の出入りを可視化するサイトを作ったという。国会議員がどの企業や政治団体から献金を集め、どのように使ったかデータベースから検索できるのだ。例えば「石破茂」で検索すると、23年度の収入総額が5376万円だと分かり、内訳も出てくる。番組本番中に「すし」と検索したら会合に使われた寿司屋がスラスラと出てきた。
これは画期的だ。政治家は自ら「なりたい」と言って公人になったので、説明できないお金があってはいけないはず。しかし今の収支報告書は一般人が簡単に調べられる仕組みではない。裏金問題発覚も神戸学院大学の上脇博之教授のようなマンパワーに頼りきりだった。これはどう考えてもおかしい。あと、妙なしがらみがなくても特定の政治家を応援していることがこういうシステムで示せれば、もっと政治を気軽に語る風土のきっかけにならないだろうか? 希望的観測かもしれないが。
「なんで民間任せなんだ」と思うのは当然だが、国がやらないなら民間がどんどん政治家を緊張させるのもアリではないか。一般人はマイナンバーやインボイスですぐに可視化される。公人だけが「きれいごとで政治はできない」ではダメだ。
※イラストは編集部の新しい試みとして画像生成AI 「DALL-E3」で作成されています。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由