[ワシントン 15日 ロイター] - 米カリフォルニア大学などのエコノミストらが発表した研究論文から、トランプ大統領の貿易戦争によって米経済が2018年に被った損失は78億ドルに上ることが明らかになった。
論文はカリフォルニア大バークレー校、コロンビア大、エール大、カリフォルニア大ロサンゼルス校のエコノミストらで構成する研究チームが執筆。
エコノミストらはトランプ大統領の通商政策による短期的影響を分析。標的となった国からの輸入は31.5%縮小。同時に、標的とされた米輸出も11%減少したことが分かった。
さらに、輸入コスト拡大によって、消費者および生産者の年間損失は688億ドルに達した。
論文は「関税収入の拡大と価格上昇による国内生産者への利益を勘案した後、損失額は78億ドルに達した」と試算。損失額は国内総生産(GDP)の0.04%に相当する。