[東京 21日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは21日、日産自動車<7201.T>とその海外子会社の長期格付けを「A」から「A-」に1段階引き下げると発表した。同社と子会社の格付けは2018年11月20日付で引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定されていたが、これを解除し、長期発行体格付けのアウトルックは「安定的」とした。

S&Pは格下げについて、自動車業界を取り巻く事業環境が厳しさを増す中、日産が収益性を早期に回復させることは難しいとの判断に基づくと説明。同社の主要市場である北米、中国、日本において今後1─2年、収益への下押し圧力が続く可能性が高いほか、仏ルノー<RENA.PA>との協議が進み、新たな経営体制の下で事業運営が安定化するまでには時間がかかるとの見方を示した。

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