[オスロ 13日 ロイター] - ノルウェー中央銀行は13日、政策金利を0.75%に据え置いた。据え置きは市場の予想通りだった。

ただ、世界経済への懸念が強まる中、将来の利上げペースが、従来の計画に比べ、やや鈍化するとの見通しも示した。

中銀は、来年3月の利上げを目指すと表明。9月時点の予測に沿った内容となった。中銀は9月に7年ぶりの利上げを実施している。

ダンスケ銀行のチーフエコノミスト、Frank Jullum氏は「最も重要なメッセージは、中銀が3月の利上げと来年もう1回の利上げを改めて表明したことだ」と指摘。「2020年と2021年の金利パスは若干下方修正された」と述べた。

中銀の決定は全会一致だった。

中銀の発表を受け、ノルウェークローネは対ユーロ<EURNOK=D3>で0.1%上昇。一時前日比0.5%高の1ユーロ=9.7085クローネまで値上がりした。対ドル<NOK=>でも0.4%高の1ドル=8.5334クローネに上昇した。

中銀は「根強い貿易摩擦や、欧州の政治を巡る混乱で、貿易相手国の成長が予想以上に抑制される可能性がある」と指摘。英国の欧州連合(EU)離脱が合意なき離脱となれば、金融市場が混乱する恐れがあるとの見方も示した。

ノルデア・マーケッツのチーフエコノミスト、Kjetil Olsen氏は「中銀は、海外見通しがやや悪化したことに加え、原油安もあり、金利パスを下方修正した」と指摘。「今回の決定は、グローバルな見通しに基づいている。世界の不透明感がやや強まったことが、将来の金利パスの下方修正の主因となった」と述べた。

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