[東京 5日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比89円11銭安の2万1946円94銭となり、続落した。米国株の急落でリスク回避ムードが強まり、幅広い銘柄に売りが先行。寄り後まもなく下落幅は300円を超えたが、米中通商交渉に関して中国商務省から「米国との合意は履行できると確信」などとする前向きなコメントが出ると下げ幅が縮小した。米株価指数先物の上昇や上海株の下げ渋りなども支えになった。

TOPIXは前日比0.29%安。東証1部の前場の売買代金は1兆2753億円だった。セクター別では米長期金利低下を嫌気し、保険、銀行などが下げた。石油・石炭、機械なども安い。一方、電気・ガス、建設、食料品、不動産など内需系セクターはしっかりだった。市場では「米景況感に対する懸念が米金利低下を促している。今週発表される米経済指標が良好な内容であれば買い戻される展開になりそうだ」(サクソバンク証券チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり839銘柄に対し、値下がりが1206銘柄、変わらずが74銘柄だった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。