第3に、中間選挙の結果により、バイデンの大統領2期目が確実になったわけでない。むしろ、2024年の大統領選に出馬できないのではないかという疑いが生まれてくる。

エジソン・リサーチ社の出口調査によると、中間選挙で投票した人の3分の2は、2024年のバイデン出馬を望んでいない。そのように考える人は、民主党支持者の間でもなんと40%を超えている。

たびたび不利な状況をはね返してきたバイデンだが、この世論調査の結果は厳しいものと言わざるを得ない。

第4に、なんだかんだ言ってアメリカの民主政治の土台は強力と言えそうだ。

中間選挙は大きなトラブルなく行われて、投票率も過去の平均を上回った。ペンシルベニア州から上院選に臨んだオズのように僅差で敗れたトランプ派の共和党候補たちも、選挙の不正は訴えていない。

前回の選挙から支持政党を変えた有権者は5%にすぎず、アメリカが政治的に分断されている状況に変わりはない。しかし、有権者はこの中間選挙を通じて、候補者の資質と性格を重んじる姿勢を明確に示した。

全体として見ると、基本的な状況は中間選挙前と大きく変わっていない。

本当の勝負は2年後だ。

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