野球は過去数十年間、アメリカとアジア以外への人気拡大に苦戦してきた。アメリカでも視聴率の低下が鮮明になっている。ジョーダンがアメリカでNBA人気を高め、世界中の注目をさらったように、大谷の愛すべき性格と天賦の才能は野球にも同様の効果をもたらすかもしれない。
大谷は7月7日、シーズン半ばで松井秀喜を抜き、日本人選手のシーズン最多本塁打記録を更新した。だが私には、こんなささやかな記録を持ち出すこと自体、冒瀆的行為にさえ感じられる。
大谷があまりに偉大過ぎて、母国出身の他の選手との比較に意味を見いだせない。そもそも、神に母国などあるのだろうか。
2026年9月1日号(8月25日発売)は「ベトナム化するイラン戦争」特集。
曖昧すぎる目標、敵国の軽視、自国軍事力への過信……長期化・泥沼化したベトナム戦争との共通点
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