最新記事

セレブ

「よほど惨めな人生を...」パリス・ヒルトン、息子の「容姿」をけなすネットのノリを一蹴「私の天使は完璧」

2023年12月04日(月)22時15分
千歳香奈子
パリス・ヒルトン

パリス・ヒルトン(2022年6月、米サンタモニカ) Tinseltown-Shutterstock

<1歳に満たない息子との微笑ましいツーショットを披露したパリス・ヒルトン。その投稿には、息子フェニックス君の容姿を批判するコメントが多く寄せられた。心ないコメントに心を痛めながら、投稿者に反論した内容とは──>

【写真】「頭大きい」「気持ち悪い」と、心ないコメントが多く寄せられたパリスと息子のNYでのツーショット

かつてパーティーガールとして名を馳せたパリス・ヒルトンも、気がつけばいつの間にか2児のママ。長男フェニックス君に続いて11月には長女ロンドンちゃんも誕生したことで母性本能に目覚めたと明かし、「罪のない小さな赤ちゃんに対して意地悪で悪質な行為をするなんて信じられない」とネットで息子を誹謗中傷する人たちを批判した。

「どんな時も彼を守る」と宣言

今年1月に代理出産でフェニックス君が誕生して以降、溺愛する様子をSNSで公開しているパリスは、10月に生後8カ月の愛息と一緒に初めてニューヨークを訪れたことを報告。しかし、この投稿をみたユーザーからは、「頭が大きい」「水頭症を疑った方がいい」「気持ち悪い」などフェニックス君の見た目を誹謗中傷するコメントが多く寄せられた。

11月23日に第2子の誕生をインスタグラムで電撃発表した直後にピープル誌のインタビューに応じたパリスは、「普段なら相手にもしないけど、世の中にこれほど残酷な人たちがいることに、ただただ胸が張り裂けそう」と息子へのネットの反応に対する想いを告白。「私についてなら何を言っても構わないけど、私の小さな天使がからかわれるのは耐えられない。誰かが彼や彼の感情を傷つけるようなことを言ったら、私はどんな時も彼を守る」と述べ、母の強さを見せた。

一方で、「フェニックスをどれだけ愛し、どれほど美しいか、ヘイターたちの言うことには耳を貸さないで」と愛に溢れるコメントも多く寄せられていることも明かし、自分たちを支持するファンへの感謝の言葉も述べている。その上で、悪口を言う人たちは「よほど惨めな人生を送っているのでしょう」と話し、「ネットで子どもをいじめるような人たちには、申し訳ない気持ちになる」と憐れんだ。

クリスマスがロンドンちゃんのSNSデビューに?

パリスはTikTokの動画に寄せられた容姿批判に対し、自身を擁護するフォロワーに返信する形で「私の天使は完璧」「息子は健康」と反論していたが、ロンドンちゃんの顔出しをする前に子どもを守る母親の威厳を示したかったのかもしれない。

そのロンドンちゃんは、自身の母親や妹にも内密で代理出産し、感謝祭で家族が集まった夕食会の前にサプライズお披露目したことを明かしている。

「子どもたちと一緒に過ごす初めてのホリデーが楽しみ」と話すパリスは、ロンドンちゃんの誕生を祝ってピンクのツリーを飾り、一家4人で迎えるクリスマスを心待ちにしている。
クリスマスがロンドンちゃんのSNSデビューとなるのか、期待が高まっている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

ニューズウィーク日本版 2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年10月7日号(9月30日発売)は「2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡」特集。投手復帰のシーズンも地区Vでプレーオフへ。アメリカが見た二刀流の復活劇

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


がん検診
がんの早期発見を阻む「金額の壁」を取り払う──相互扶助の仕組みで「医療格差の是正」へ
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

プーチン氏、ロは「張り子の虎」に反発 欧州が挑発な

ワールド

プーチン氏「原発周辺への攻撃」を非難、ウクライナ原

ワールド

西側との対立、冷戦でなく「激しい」戦い ロシア外務

ワールド

スウェーデン首相、ウクライナ大統領と戦闘機供与巡り
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    世界でオペラ演出も手掛ける舞台の重鎮、笈田ヨシ ── …

  • 3

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 4

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 5

    裸に無表情で「ドン引き」される覚悟...エマ・ストー…

  • 1

    シャーロット王女が放つ「ただならぬオーラ」にルイ…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    大叔母「麗人・アン王女」を彷彿とさせる、シャーロッ…

  • 4

    世界でオペラ演出も手掛ける舞台の重鎮、笈田ヨシ ── …

  • 5

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 1

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 2

    完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的な…

  • 3

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 4

    エリザベス女王が「誰にも言えなかった」...メーガン…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡

特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡

2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか